サイクルコンピュータ「Bryton Rider S810」とGarminのスマートウォッチ「Forerunner 255」を併用しています。
心拍計のペアリングで思わぬところにつまずいたので、その時の記録をメモとして残しておこうと思います。
特にこれから同じ組み合わせで使おうとしている方の参考になればうれしいです。
センサー接続は簡単。ただし心拍だけうまくいかない
最初にスピードセンサーやケイデンスセンサーを接続した時は、すぐにセンサーを認識してペアリングもスムーズに完了しました。
なので、心拍計も同じように簡単にいくだろうと思っていたのですが・・・
なぜかまったく認識されません。
使用している心拍計は、Garminのスマートウォッチ「Forerunner 255」に内蔵されたものです。
設定も確認しながら何度か試してみましたが、どうしてもペアリングされず、「あれ?おかしいな…」と戸惑いました。
原因は「心拍転送モード」未設定
色々と調べてみた結果、Forerunner 255を「心拍転送モード」に切り替えないと、外部デバイスとペアリングできないということがわかりました。
実際に「心拍転送モード」に設定する手順は以下の通りです:
1. ウォッチのメニューから「心拍」の画面に移動
2.右上のボタンを押す
3. 表示されたオプションの中から「心拍転送モード」を選択
4. 初期設定では「オフ」になっているので、再度右上ボタンを押して「オン」に切り替える
これで、外部デバイス(この場合はBryton Rider S810)から心拍センサーとして認識され、無事ペアリングすることができました。
ペアリング後の挙動と注意点
一度ペアリングしてしまえば、次回以降は自動で認識されて、簡単に心拍データを取得できるようになります。
ですが、ひとつ大きな注意点があります。
Forerunner 255側でアクティビティの記録を開始すると、心拍転送モードが自動でオフになってしまうという仕様です。
つまり、GarminとBrytonで「同時にアクティビティを記録しながら、心拍を共有する」ということはできません。
まとめ:データを一元管理したいなら製品選びも重要
今回のように、複数のデバイスを組み合わせて使う場合、それぞれの仕様や制限を理解しておくことが大切です。
特に、「すべてのアクティビティデータを一箇所にまとめて管理したい」と考える方は、分析ツールや連携のしやすさも含めて製品選びをするのがベストだと思います。
Garminで統一するのか、Bryton中心で使うのか、あるいはサードパーティのサービスを利用するのか・・・。
目的に合わせた選択が、ストレスのない快適なサイクリング環境に繋がるんだと思います。