社会人15年目にして、初めて新入社員のOJTトレーナーを担当することになりました!
これまでにもプロジェクト内で後輩や協力会社のメンバーを育成したり、若手社員との1on1を重ねたりしてきたため、育成に慣れているつもりで任せてください!と自信たっぷりに意気込んでいました。
しかし・・・
実際にOJTトレーナーを務めてみると反省点は多く、むしろ私自身が学ぶことの方が多いのではないかと感じています。
新人教育には「具体的な型」が不可欠
最初の1週間で痛感したのは、
具体的に指示を出すことの重要性です。
「まずは大きな考え方を理解し、自分なりに工夫して進めてほしい」と思っていても、実際には新人が次の一歩を踏み出しにくい場面が多くあります。
そのため、まずはこちらが実際にやってみせて「型」を示し、その型に沿ってタスクを進めてもらうことが必要だと気づきました。
もちろん、いつまでも型にとどまるのではなく、そこから自分なりのやり方を創り出していくことが理想です。
そのプロセスを支援するのがトレーナーの役割であり、相手の特性を見極めながら「任せる」と「伴走する」を切り替えることがポイントだと感じています。
組織人としての姿勢を伝える
時代的にどうか?というのもありますが、
新人教育においては、スキルだけでなく組織人としての振る舞いは非常に重要だと考えています。
具体的には、挨拶やお礼といった基本的なマナー、社内外での立ち居振る舞いです。
特に上長は評価者や決裁者でもあるため、業務で変わる際には、しっかりと準備を整えて臨んで欲しいと考えています。
一方で、トレーナーである私にはざっくばらんに相談できる雰囲気を意識してつくり、壁打ちの相手としても機能できるよう心がけています。
時間の作り方
あくまで私自身の時間の使い方として一例をお話しします。
教育に十分に時間を割くために・・・
私は朝早く(6時台)から業務を開始し、日中の打ち合わせ前に可能な限り自分のタスクを処理するようにしています。
なぜ朝か・・・
夜は家族との時間を充実させたい想いがあり、私は夜遅くに残業するのではなく、朝の時間を有効に活用していると考えてます。
そうすることで、定時内には新人やプロジェクトメンバーへの応答に時間を使えるようになり、結果的に教育の質やプロジェクト運営に余裕が生まれています。
自分の学びも多い
結論、OJTトレーナーしながら、自分自身も多くの気づきを得られていると感じます。
新人の言葉に耳を傾けて、気づきを得られた点は自分自身もアップデートしていく。
このようにお互いがレベルアップしていければ良いよねと考えていて、その為に全力で新人教育に向き合おうと考える今日この頃です。