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PMが流れを止めないためのスキル②〜依存関係の罠を避ける〜

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PMが流れを止めないためのスキル②〜依存関係の罠を避ける〜

プロジェクトを進める中で、意思決定が止まってしまう場面は珍しくありません。

特に、関係者同士の条件が食い違っていると、
お互いが相手の決定待ち
という状態に陥ることがあります。

この状態は、一見静かに見えても、プロジェクトの進行を確実に遅らせます。

今回は、実際にあった「待ち合い状態」の事例と、その解消法を紹介します。

問題提起

意思決定の順序や条件が明確でないまま進めようとすると、

  • 自分はAが決まらないとBを決められない
  • 相手はBが決まらないとAを決められない
    という、まるで無限ループのような状態が生まれます。

これは単なる意思疎通不足ではなく、依存関係の整理不足が原因です。

実際の事例

あるプロジェクトでのことです。

私が担当していたのは新機能の仕様確定(B)でした。

ただ、その仕様を決めるには、別チームが担当しているシステム構成(A)が決まっている必要があります。

一方、相手チームのリーダーは、システム構成(A)を決めるには私たちの仕様(B)が固まっていないと決められない、と考えていました。

つまり――

私:Bを決めるためにAを待つ

相手:Aを決めるためにBを待つ

この結果、両チームがじっと相手を待つだけの状態に。

時間だけが過ぎ、進捗ゼロという非常に危険な状況になっていました。

何が問題だったのか

  • お互いの「決定条件」が共有されていなかった
  • 依存関係が整理されていなかった
  • 誰も順番を決める役割を担っていなかった

解消のきっかけ

この状態を打破するために、私はこう切り出しました。

「私にとってはAが決まらないとBが決まらないんです。

そちらもBが決まらないとAが決まらないんですよね?

では、Aを仮決めして先に進めませんか?」

結果、相手も同意してくれ、Aを暫定で決定。

Bの仕様決定もすぐに進み、プロジェクトは再び動き出しました。

教訓

「待ち合いは進まない、順番を決めて進めよう」

  • 依存関係を可視化する(AがBに依存、BがAに依存、など)
  • 会話の中で「何が決まらないと何が決められないか」をはっきりさせる
  • 必要なら仮決めで進行する

まとめ

プロジェクトでは、関係者が善意で待ち合ってしまうことがあります。

しかし、そのままでは進捗ゼロという最悪の停滞に陥ります。

順番を決めることは、スピードを取り戻す第一歩。

依存関係を明確にし、必要なら仮決めで進めることで、停滞は解消できます。

以下も類似事例の記事となるので参考にして頂ければと思います。
※こちらは準備OKで相手を待ち続けて痛い目に遭った時の教訓の話です。

決まらない相手を待ち続けてはいけない──あるシステム開発プロジェクトの失敗から学んだこと

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