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終わりよければ…本当にそれでいいのか?

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終わりよければ…本当にそれでいいのか?

結果良ければすべて良し
とは一概に言えない。

仕事において結果は最重要で、
プロセスだけで評価されるものでもないんだけど、

どのようなプロセスで結果を出したか?という
結果の出し方について私自身の考えです。

SIer企業で15年ほどプロジェクトマネージャーとしてシステム開発の現場に携わっている私が持つ一つの考えになりますが、何かの参考になればとても嬉しいです。

カッコつけたって、成果は出ない

インプットは泥臭くアウトプットは期待を超える

「分かったフリ」ではなく、カッコつけずにちゃんとインプット(努力・学び)し、最終的には期待を超えるアウトプットを出す

これほ若い頃に仕事で失敗した経験から学んだ、自分なりの信条でもあります。

まだ若手だったころ
「できる人だと思われたい」
という思いが先走って、分かったフリをして仕事を進めたことがありました。

でも結果は、当然ながらイマイチ。。

そんなときに先輩から言われたのが、
「カッコつけるな。わからなければ聞け。泥臭くても、しっかりやることが結果につながるんだ」という言葉でした。

それ以来、どんなに格好悪くても、地道に努力する姿勢を忘れないようにしています。

自分の中では、今でもこの言葉が芯になっています。

プロジェクトの“成功”って何だろう?

一方で、成果だけでは語れない現実もあります。

システム開発の現場はときに非常に過酷です。

納期、トラブル、リソース不足……

そんな中で、
心や体を壊して離脱していった仲間もいます。

私自身も、一緒に頑張ってくれた人が復帰できなくなった経験を何度かしています。

そんなとき、
プロジェクトが予定通り完了したからといって、本当に「成功だった」と言えるのか?と自問することがあります。

「あのとき、こうしていれば」
「もっと周囲を見ていれば」

いまだに振り返ることがたくさんあります。

これからの開発現場に求められること

ITの世界は、今まさに大きな変革の中にあります。AIの台頭により、開発の進め方や働き方も変わっていくでしょう。

そんな中で私たちに求められているのは、技術を学び続ける柔軟さと同時に、人を大切にすることだと考えています。

どんなに効率が良くなっても、どれだけ成果が出ても、その裏で誰かが必要以上に苦しんでいるような現場は、本当の意味で“よい仕事”とは言えない。

私はこれからも、学習を重ねて、新しいことを取り入れて、これまでの経験を活かして、「人が不幸にならない現場づくり」に力を注いでいきたいと思っています。

最後に

「終わりよければすべて良し」

でも私にとっての“よい終わり”とは、関わったすべての人が、無事に、笑顔でそのプロジェクトを振り返られることです。

まだまだ理想には程遠いですが、

これからも、泥臭く学び、誠実に向き合い、期待を超えるアウトプットを目指しながら、現場の在り方そのものを少しずつでも変えていけたらと思います。

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