MX-30はマツダの新しい挑戦が感じられる車です。
今回MX-30を載せて頂きました。
- 発進時のモーターアシスト
→想像以上に良い。 - ブレーキの利き方
→良い意味でハイブリット感ない。
- シグネチャーウィングない/
タッチパネル式の空調等
→従来のスタイルを崩しながらもマツダ車らしい格好良い車だと思う。
- フリースタイルドア(観音開き)
→空間の拡張性はあるが、乗降しやすさは確認ポイント。
※子育て世代等、後部座席の利用が多い層については、特に使い勝手を確認した方が良いと思う。
ということで今回はMX-30についてです。
本記事の内容 ※クリックでジャンプ
- MX-30スペック&特徴
→e-skyactiv-Gについて
→内装&外装特徴について - MX-30選び方
→オプションの仕組みについて - 今回の調査方法
→今回の調査方法の紹介。
(自ら調査できた方が良い/信頼性にも繋がると考え紹介)
MX-30スペック&特徴
CX-30との違い
を意識しつつ以下の内容を調査した。
❶寸法・重量は?
❷(駆動方式)e-SKYACTIV-Gとは?
❸燃費は良いか?
❹内装&外装は?
主にグレー背景部分で言いたいことまとめ。
その後ろ部分から詳細説明
という流れになります。
❶寸法・重量は?
CX-30とほぼ同じ
違いとしてはMX-30の方が・・・
・10mm高い
・最低地上高5mm高い
・40~60kg重い
MX-30とCX-30の寸法・重量比較
※CX-30全タイプ記載すると情報過多になる為、
MX-30と同じエンジンの20Sとの比較とする。
またMX-30にMT車はない為AT車の比較とする。
寸法・重量 |
MX-30 | CX-30 ※20S/AT車 | |||
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | ||
全長×全幅×全高 | mm | 4,395×1795×1,550 | 4,395×1795×1,540 | ||
ホイールベース | mm | 2,655 | 同左 | ||
トレッド 前/後 | mm | 1,565 | 同左 | ||
最低地上高 | mm | 180 | 175 | ||
車両重量 | kg | 1,460 | 1,520 | 1,400 | 1,480 |
❷駆動方式:e-SKYACTIV-Gとは?
高効率エンジン(SKYACTIV-G 2.0)と電動化技術(M HYBRID)を組み合わせたエンジンシステム
MX-30のエンジンタイプはe-SKYACTIV-G1択です。
(2020/10現在)
※今後のラインナップは楽しみ。
MX-30とCXシリーズのエンジンタイプ比較
CX-3/CX-30/CX-5でも選択可能なSKYACTIV-G 2.0を
MX-30のエンジンに使用。
青字 :選択可能
取消線:搭載不可
エンジンタイプ | MX-30 | CX-3 | CX-30 | CX-5 | CX-8 |
e-SKYACTIVE-G (無鉛レギュラーガソリン + M HYBRID) |
SKYACTIV-G 2.0 + M HYBRID |
M HYBRID |
M HYBRID |
M HYBRID |
M HYBRID |
SKYACTIVE-G (無鉛レギュラーガソリン) |
SKYACTIV-G 2.0 SKYACTIV-G 1.5 |
SKYACTIV-G 2.0 |
SKYACTIV-G 2.5 SKYACTIV-G 2.0 |
SKYACTIV-G 2.5 |
|
SKYACTIVE-D (ディーゼル) |
SKYACTIV-D 1.8 |
SKYACTIV-D 1.8 |
SKYACTIV-D 1.8 |
SKYACTIV-D 2.2 |
SKYACTIV-D 2.2 |
SKYACTIVE-X (無鉛プレミアムガソリン) |
SKYACTIV-X |
※CXシリーズ購入検討の際にこの表がお役に立てればと思います。。
MX-30とCXシリーズのエンジンタイプ毎の性能比較
(補足)
20S:SKYACTIV-G 2.0搭載グレード
XD :SKYACTIV-D 2.2搭載グレード
X :SKYACTIV-X 搭載グレード
MX-30 | CX-30 | ||||
20S | XD | X | |||
エンジン | 圧縮比 | 13 | 13 | 14.8 | 15 |
最高出力 | 115<156>/6000 | 115<156>6000 | 85<116>/4,000 | 132<180>/6,000 | |
最大トルク | 199<20.3>/4000 | 199<20.3>/4000 | 270<27.5>/1,600-2,600 | 224<22.8>/3,000 | |
モーター | 最高出力 | 5.1<6.9>/1,800 | |||
最大トルク | 49<5.0>/100 |
※ガソリンエンジンの場合、圧縮比はおよそ11~12程度。
SKYACTIV-G 2.0の圧縮比は13になるので高効率エンジンと言えるだろう。
ただ、SKYACTIV-Xならより高効率なのになと思う。。
(何かしら実現が難しい可能性あるが、今後の発売に期待。)
❸燃費は良いか?
- 特別良くはない。
同じエンジンのCX-30 20Sと比較しても・・・
0.2~0.3km/l程度しか変わらない。
※実は高速道路測定だとCX-30の方が燃費が良かったりする。
※燃費重視であればCX-30のXD(ディーゼル)やXの方が良いかも。
(Xはハイオクなので総合的にはXDが燃料コストが良い。)
MX-30とCX-30の燃費比較 (WLTCモード)km/L
2WD | 4WD |
||||
AT | MT | AT | MT | ||
MX-30 | 15.6 | - | 15.1 | - | |
CX-30 | 20S | 15.4 | 16.2 | 14.8 | 15.6 |
XD | 19.2 | - | 18.4 | - | |
X | 16.8 | 17 | 15.8 | 16.4 |
※燃費向上・・・というよりは、走行性能向上という側面が強そう。
❹内装&外装は?
- コックピット周りはCX-30とほぼ同じ。
- 全体的な内装はMX-30はリサイクル素材やコルクを使用しており、CX-30とは印象が変わる。
- シグネチャーウィングないが、MAZDA車らしく格好良い。
- フリースタイルドアは開放性はあるが乗降性能が許容できるかは要確認。
※コックピッド周りについてはCX-30解説記事を参照ください。
内装における主なCX-30との違い
リサイクル素材(ペットボトル、コルク等)が採用されている。
ペットボトル素材:ドア内側の上部分 | コルク素材① | コルク素材② |
※CX-30とは違った質感になる為、実際に見て確認したいポイント。
タッチパネル式の空調を採用
※これまでダイヤル式が採用されてきていましたので、
MAZDA車好きの方からすると好みは分かれそう。
フロントグリルについて
MX-30 | CX-30 | ※ |
MX-30はシグネチャーウィングがありません。
※手書きかつヘタで申し訳ないですが、一番右はシグネチャーウィングのイメージです(笑)
MAZDA車ってシグネチャーウィングのイメージ強いと考えられるが、
MX-30はシグネチャーウィングが無くても・・・
格好良いMAZDA車のイメージを崩してない
というのが個人的な感想です。
フリースタイルドアの採用
フリースタイルドア | ※ |
開放感はあるだろうけど、前後ドアが単独で開かないので・・・
使用感に問題ないかは確認した方が良いんでしょうね。
※後席から前席のシート位置調整ができたり、
空間を広げる工夫が感じられます。
(重量感知式で前席に人がいない時のみ利用可能。)
気になる
(CX-30同様にISOFIXのチャイルドシートを装着しやすい作りだけど)
子供の乗り降ろし等、後部座席の使用感に問題ないか確認するのが良いと考える。
MX-30選び方
MX-30は1グレード
(マイルドハイブリット一択)
ベースグレードに、
パッケージオプションを組み合わせて選択するイメージ。
・各オプションを選択する場合、
Basic Packageの同時選択が必要。
・Interior Packageを選択する場合、Utility Packageの同時選択が必要。
・Industrial Classic Package/Modern Confidence PackageにはInterior Packageが含まれる為、Utility Packageの同時選択が必要。
パッケージオプションの選択イメージ
ベース | 階層1 | 階層2 | 階層3 | 補足 |
2WD (2,420,000)4WD (2,656,500) |
Basic Package (77,000) |
Safety Package (121,000) |
||
360° Safety Package (86,880) |
||||
Utility Package (88,000) |
Interior Package (88,000) |
Interior Packageを選択する場合、utility Packageの装着が必要。 | ||
Industrial Classic Package/ Modern Confidence Package (110,000) |
Industrial Classic Package/ Modern Confidence Package →Interior PackageとExterior Packageどちらも含み割安となるオプション。 ただし、Interior Packageも含む為、Utility Packageの装着が必要。 |
|||
ボーズサウンドシステム (77,000) |
||||
Exterior Package (77,000) |
※各オプションの詳細内容は省きますが、購入時のオプション選択の考え方として参考頂ければと思います。
今回の調査方法
■スペックについて
グレード・価格 → (一番下にある)スペック表・マニュアル・カタログの「主要諸元・装備」から
■オプションについて
カタログ・スペック表 → 「カタログ」から