総じて言えば、転職して良かったと思う。
でもそれは、運や環境に恵まれたのと、
自分の特性とうまくかみ合った部分が大きい。
そしてもちろん、これから先、
転職してもうすぐ1年。
自分なりに振り返ってみたいと思う。
転職を決意した理由
40歳を目前にして転職を決意した。
理由は大きく2つ。
- 仕事に追われ、家庭を顧みない働き方を変えたい
- ITエンジニアとして、同じ環境に留まらず新しい挑戦をしたい
これまでの働き方にどこか限界を感じていたし、このままでは家族や自分の人生に後悔が残るのではないか。。
そんな想いから、転職を決意。
リファラル(紹介)での採用だったが、当時の自分は「
今振り返ると、
それでも、転職活動を始めた頃は、自分に自信が持てなかった。
職務経歴書をまとめる中で
「派手なキャリアではないけれど、
そう思えたとき、
転職してわかったこと
転職を通じて、最も大きな気づき
それは・・・
環境が変われば、評価基準も変わる
ということ。
前職で評価されなかったことが転職先では評価される。
その逆も、もちろんある。
評価されるかどうかは、能力だけでなく“環境との相性”
だから今の職場で評価されなくても、
と過去の自分に言いたい。
家族との時間が増えたという、かけがえのない変化
そしてもう一点。
転職して家族との時間は大きく増えた。
前職では、出社も残業も当たり前。
朝も夜も仕事に追われ、常に忙しくしていた。
そういうわけで家族との時間はほとんど取れていなかった。
特に、子育てや家事の大半を妻に任せきりになっていたことは、
結果的に、妻の体調を崩してしまったことは、
自分は何をやっているんだろう。
そんな想いを胸に、転職時の面接や入社後の上司との面談では、
お互いに納得の上で働き方を決められたことは、
転職する際に、会社とのマッチングを真剣に考えることに加えて「希望の働き方」をしっかりと伝えることは双方にとって重要だと強く思う。
今の働き方と家庭のバランス
現在の働き方も、決して楽じゃない。
残業もあるし出社もしてる。
それでも、以下のような生活スタイルが実現できている。
- 出社日は昼から:子どもと朝を過ごし、保育園の送りもできる
- 定時後は早めに切り上げて、家族との時間を優先
- どうしても時間外対応が必要な時は、できるだけ朝に対応
今年、長男が小学校に入学しました。
子どもにとっても大きな変化の中、
家事や育児はもちろん大変。
現在悩みの大半は子供なのかもしれない。
でも、今の生活を手放したいか?と聞かれたら、答えは「NO」。
子どもの宿題を一緒に見たり、
それだけで、「転職して良かった」と思える。
これからのこと
環境が変われば、評価基準も変わる。
それは、部署異動や上司の交代でも起こり得ること。
だから、今後もずっとこの状況が続くとは限らないのでしょう。
ただ、少なくとも
子どもが小さいうちは、
その上で、
環境に甘えるのではなく、環境の中でどう成長するか。
それが、これからのテーマだと思っている。
これから転職を考える人へ
転職には不安がつきまとう。
自分もかなり自問自答しました。
特に、自分に自信がないときほど、「このままの方がいいのでは」
でも、もし今の環境に違和感を覚えているのなら、
その環境での評価だけが自分のすべてではないと自分は思います。
環境が変われば、評価も変わる。
あなたが評価されないのは、あなたの価値がないからではなく、
月並みではありますが・・・
転職はゴールではなく、新しいスタート。
そして、自分と向き合う絶好の機会でもある。
自分自身や、大切な人たちとの時間を大事にしたい――
そう思ったときが、一歩踏み出すタイミングなのかもしれない。