かえばです。
「ありがとう😊」
一緒に暮らしていたり、仲の良い間柄であっても面と向かって感謝の気持ちや言葉は伝えにくいもんです。特に親に対してなかなか素直になれないですよね。。
ちなみに僕の唯一の長所は・・・素直なことです😊(笑)
で、こういう【感情を素直に伝える】ってすごく大切だよな〜と思ってます。
というわけで
僕が唯一の長所を活かして、母の日と父の日に【どうやって両親に感謝の気持ちを伝えたのか】を紹介します。
親への感謝を振り返る
素直さをアピールしましたが(笑)
決して生まれつき素直だったかと言うとそうではなくて、当然反抗期はありましたし、素直以前に感謝の気持ちが沸かないという・・・なかなかなダメ人間っぷりを発揮してました。。
どういうことかというと、【親だから子供の面倒見るのは当たり前】だから感謝する必要ないと(今思えば)考えていたのかなと思います。完全に甘えですよね。。
振り返れば数えきれなくぐらい感謝するエピソードはあるのですが、いくつか紹介させてください。
感謝エピソード①:高校から下宿させてもらう
実家は「超」がつく田舎。
ちなみに、僕の中でも田舎さを図る指標は【点】と【範囲】があります。
何が言いたいのかというと、
【点】・・・その地点の田舎さです。(周りが田んぼだとかコンビニないとか)
【範囲】・・・移動手段を使って、都市圏にアクセスし易いかどうかです。
で、僕の実家はというと、【点】と【範囲】どちらの意味でも田舎です(笑)
本題に入ります。
自分が通う高校は、家から車で1時間以上かかる距離でして、地元には公共交通機関がなく、高校に通う方法としては【下宿する】か【乗合タクシー】の2択でした。
【乗合タクシー】だと、乗車時間が定まっているので行動が制限される(つまり、部活動や高校の友人と遊ぶみたいなことができない)こともあり、遊びたい・部活したいと考える僕にとっては乗合タクシーだと辛いものがありました。
金銭的なことや高校生という(少なくとも自分は)未熟な時期に親元を離れるのはリスクあったと思うのですが、親は下宿を許容してもらいました。
今思えばマメに連絡くれたり会いに来てくれたりと、かなりフォローしてもらってたなと思います。
高校の3年間、部活に打ち込んだり友人と遊んだり勉強したりと充実した日々を過ごせたのは、親が下宿をさせてくれたことが大きく、すごく感謝しています。
さらに高校では、とにかく親に迷惑かけたな〜という思い出しかなくて、、
感謝エピソード②:夜中に駆けつけてもらった
高校2年生のある日、夕方頃から突然・・・人生始まって以来の腹痛に襲われて夜中22時を回っても回復の兆しすら見えず親に助けを求めたことがありました。。
親は車で1時間かけて駆けつけてくれて、そのまま救急外来に連れていってもらった。
待合室でも「うぅ・・・」っとお腹を抑えて痛みに堪えていたのだが、
順番を待っているうちに次第にお腹の痛みが和らぎ始めたではないか。。
どうしょう??!
結構大事にしたのに!!と当時は変な焦りがあって、そのまま痛いフリをして診察室に突入。一瞬で医者にばれました(笑)
この時am3時とかだったのを覚えています。
親に怒られるかな・・・と思ってましたが、親は大笑いした後に「無事で良かった」と言いました。
そのまま帰って直ぐに仕事という状況です。
とても親の愛を感じたエピソードですが、今でも悪かったな〜と思います。
感謝エピソード③:センター試験後にも駆けつけてもらった
高校3年生の時、センター試験が終わった直後に自己採点したら、人生始まって以来の末恐ろしい点数を叩き出してしまいました。。(少なくとも国公立大学目指す人間が叩き出す点数ではありませんでした笑)
なんとか平静を保とうとしましたが、一年間頑張った結果がこれか〜と、悔しさが悲しさに変わり、情けなくなってきて最後には涙を堪えれなくなりました。
こういう時、いつもは友人に電話するところではあったんですけど・・・
友人も同じ受験をしているライバルということもあり、どうにも連絡を取ることができず、親に電話しました。。
後にも先にも親の前で(いや、親以外の前でも)号泣したのは初めてでした。
結構遅い時間だったのですが、「今から行くわ!」と車で1時間かけて下宿先まで来てくれました。(拒否してたんですけどね笑)
正直18歳になって親と川の字かつ真ん中で寝るのはとても恥ずかしい思い出になりました。。
ただ、次の日から即気持ちを切り替えて勉強を続けられたのは、この時の親の励ましのおかげだと感じています。
※二次試験に落ちて一浪もしましたが、二次試験が終わった次の日からも、次の一年に向けて受験勉強を開始して無事に志望校に合格することができました😊
親への感謝の気持ちに気づいた出来事
それから大学を無事に卒業して社会人になった頃、父が大病を患いICUに運ばれたことがありました。
親への感謝に気づいたエピソード①:父の急病
父が倒れたことを聞いてすぐさま車に乗り込み病院に向かいました。
当時、父の入院する病院まで車で3時間30分ほどかかる場所に住んでいました。
運転する道中で色々な思考が巡ります。
ふと父親がいなくなった世界が頭の中をよぎりました。
その時、【自分がとてもちっぽけな人間】に思えましたことを覚えています。
社会人になって経済的に自立したと思ってたけど、精神的にはとても支えてもらってるんやなと実感しました。(今もなんですけどね笑)
父親の容態は快復したのですが、両親が住んでいる実家が病院にも遠く(車で1時間以上)、老後を過ごすにはとても不便な場所と感じました。
定年後に移住してもらい、一緒に暮らせないか?そんなことを考えるようになりました。
あと、人生においてはいつ何が起こるか分かりません。
ポイント
やるべきことは今すぐにでもやる
とても重要だと強く実感した出来事でした。
親への感謝に気づいたエピソード②:結婚して子供が産まれた
結婚式の準備をする中で、これまでの人生を振り返って、どういう式にしたいのかを考える工程があります。
そこで振り返ったことの多くが、これまで出会った人への感謝ばかりだったんですよね。
だから自分達は出会ってきた友人や家族に感謝の気持ちを伝えたい!そんな気持ちをベースに結婚式を設計しました。
また、そして自分自身が親になる・・・。
子育てって大変です。
分かってたつもりでしたけど、想像してたよりも遥かに大変だし、自分達の時間を子育てに費やします。
僕自身が、しっかりと親に育ててもらったこともあり、文頭でもお話した通り【親だから子供の面倒見るのは当たり前】→感謝する必要ない。そんな意識があったわけですが、子育ての大変さを身をもって感じることで、【親への感謝の気持ちが更に強くなりました】。
僕は本当に想像力が足りなくて、思考整理や実際に体験しないと気づけないんですね😭
ようやく前置きが終わりました(笑)
親に感謝の気持ちを伝える方法
感謝の気持ちを伝えるのは、特定の日でなくても良いんじゃね?という話でもあるのですが、とは言えせっかくのイベントですので日頃の感謝の気持ちを形にして表現したいっすよね。
僕は次のことを行いました!
- プレゼント
- 一緒に食事
- やりたいことを支援
一つずつ説明します!
イベントの過ごし方①:プレゼント
個人的には一番優先度は低いです。
一緒に食事したり話したりする中で感謝を伝える方が嬉しいかなと思うからです。(そうじゃないかも知れませんが😅笑)
あと、距離的に会いに行くのが難しいという場合は重要度は上がりますね。
なのでお酒とかお花とか【ノータイムで選べるもの】が多いです。
ただ、2020年の母の日は、状況的に面会が難しい状況でしたので、プレゼントで感謝の気持ちを伝えるべく色々考えました。
父母は、お菓子やパンを作るのが好きなので、【なかほら牧場】のグラスフェットバターやプリンを購入しました。お菓子作りに活用してもらえたみたいですし、プリンも美味しく頂けてもらったようです😊
イベントの過ごし方②:一緒に食事
特に子供を授かってからは、とにかく孫の写真を送れや会いたいだの、むちゃくちゃ可愛がってくれますね。有り難いことなんですけどね😅
幸いにも僕は車で小一時間程度で実家に行けますので、イベント毎があれば直接会って皆んなで祝うようにしてます。
イベントの過ごし方③:やりたいことを支援
例えば、僕の親だと定年してからは夫婦で都市部に引越して家や庭をDIYしたり、絵を書いたりして定年後の生活を楽しんでいまして、とてもバイタリティーのあって尊敬しているのですが、【いかんせんITリテラシーが低い】のです。。
だけど、ブログを始めたい!iPadで絵を描きたい!!と、苦手な分野でも夢を口にして色んなことに挑戦しようとしています。
流石に60過ぎてから独学では難しい気もしますし、せっかく僕自身に知見があることで相談してくれたので、支援しました!
例えば、こちらが親のブログです。
https://yuupopohare.com/
定年後の暮らし方や趣味の情報(庭DIY等)が満載。正直、僕のブログよりもよっぽど充実しています(笑)
やっぱり手に職のある人は羨ましい〜と思いつつ、
僕もこれから頑張って積み上げていきます!!
あとは、ipadの設定やオススメのお絵かきソフトの導入を支援しました。
Ipadはプレゼントしたわけではないですが・・・
オススメのお絵かきソフト(procreate)代だけプレゼントしました😅(笑)
最後に
こんな感じで僕は親から圧倒的にgiveしてもらいました。
だから大変感謝していますし、僕も【人の親として自分の子供に同じように愛情を注いでいきたい】と考えていますし、
【親の子供として自分の親には成長した姿を見せたい】そんな風に思います😊
なんか、すごい真面目な話になってしまいましたが、最後まで見てくださり有難う御座いました!!