主体性を持ちたい。
主体性を高める為の考え方を調査。
内容をまとめました。
そもそも主体性とは
自分の意思・判断で行動しようとする態度
https://kotobank.jp/word/主体性-77796
自主性という似たような言葉もありますが・・・
(やるべきことが決まっている)ことに対して、率先して行動すること
を指しますのでやるべきことが明確でない状況でも自分で考えて行動することは主体性にあたります。
主体性が高まる状態とは
❶主体性を高めざるを得ない状況になる
❷目標にむけて重要性だと思える
❸内面から興味・関心が湧き上がる
一つずつ解説します。
❶主体性が出ざるを得ない状況になる
例えば、妻の入院などで旦那が100%育児する状況になるとか。
ポイント
強制的に自分で考えざるを得ない状況となることで、主体性が高まる。
ただし、この状況は意図的に作れるものでもないし・・・
できればこういう状況(=緊急事態)は無い方が良いですよね。
昔、強制的に主体性を持った経験のお話をすると・・・
プロジェクトリーダーで僕の上司であった方が急にドロンしまして・・・
強制的にプロジェクトリーダーの役割を引き継いだことがありました。
まさに、主体性が出ざるを得ない状況になったのです。
火事場の馬鹿力ってやつだったんでしょうね。
なんとか乗り切ることできました。ただ・・・
今後、後輩育成や引継ぎを考える際に同じような方法で主体性を持ってもらうわけにはいけないので、しっかりと引き継げるようにしたいと考えていて、これが❷にも通じる話となります。
❷目標に向けて重要性だと思える
あらゆる場面においては❷が重要です。
目標をもち、目標に向けて頑張るべき!と思える状態です。
一般的な傾向として・・・
身近に主体性を発揮している人がいると、その人に頼ってしまい主体性を持てないということがあります。
(家事育児における夫婦の意識に差が生まれる 等)
また、主体性を高めるに残念ながら時間がかかります。
なので、主体性が無い人に対して「主体性を持て!!」と感情的になるのは効率が悪いです。
なので主体性を高く持ちたい!と考える場合、
直ぐに主体性を上げよう!とは思わずに・・・
【まずは何故主体性を持つべきなのか?】という根本的なところから考えることが重要です。
また、主体性を高く持って欲しい!と考える場合も、
あれこれやってと指示するだけでなく価値観や目標をきちんと共有する。
そうすることで共有した価値観や目標が浸透して重要性を理解できれば、主体性が高まる可能性も上がります。
❸内面から興味・関心が湧き上がる
これまでの内容は心理学的に外発的動機づけといい、義務感や賞罰、強制力によりもたらされるものを意味します。
今回の内容は内発的動機づけと言い、スポーツ選手等におおいのですが、「やること自体が楽しい!意味がある!」のような心の底から湧き上がるものです。
このようなモチベーションを持てると素晴らしいのですが・・・
日々目の前のこなすべき作業に対しては適用が難しい。
まとめ
主体性を引き継いだり、育成することは容易ではない。
仕事であれば、何も分からない部下にいきなり主体性や責任感を説いても心に響くわけがない。
育児であっても旦那が育児に対して自ら考える力がないというのであれば、主体性を高く持つことは難しいでしょう。
だから先ずは目標や意義を自分の中で明確にすること/明確にしてもらうことが重要です。
そうなればあとは目標達成に向けて一生懸命頑張るだけの状態になれる。